ファミリーコーチ PROJECT

健康

1.入院が必要な時 

摂食障害の入院基準を作っている施設もあります。入院の理由には次の4つがあります。

 

. 検査や診断のため

特に医療機関を受診した初期に多い。頭部MRI検査、心臓の超音波検査などいくつもの検査があるため入院中に行うことがあります。

また、入院した状況での本人の言動、食事の仕方などを実際に観察し、正確な診断をつける目的もあります。

 

2.危険な身体症状がある場合

Step1の【3.重症時の症状】に記載したような身体症状のうち、不整脈、けいれん、意識障害など心臓や脳に影響があり、生命に関わる危険な症状がある場合には入院が必要になります。施設によっては体重減少が20%以上と基準があることもあります(数値は他医師にも要確認)

 

. 危険な精神症状がある場合

自傷・他害・自殺企図

重いうつ病

 

. 外来での通院治療が難しい場合

患者本人がなかなか治療を受け入れられずに、治療拒否をしたり、外来治療中にもかかわらず、体重減少が進行したりしてしまう場合などに入院を勧めることが有ります。