STEP2. 目標を決める
2.骨格のねじれを整える
姿勢の悪さや体のゆがみは下記の2つの方法でチェックすることができます。
骨格のねじれについて正しく知ると、どこをどうなおせばよいのかがわかってきます。
【1.壁を使って前後の傾きをチェック】
①壁を背にして立ち、足元は軽くそろえてかかとを壁につける。
②上から後頭部、肩、お尻、ふくらはぎを壁につける。
チェックポイント
リラックスした状態で壁を背にしてかかとを壁につけて立った時、上表の1~4のうち、壁につかないところがあれば、体にゆがみがある状態(猫背や反り腰)です。
その4箇所が壁についたとしても、姿勢を保つことが難しい場合は同様です。
腰と壁の隙間に関しては、手を差し込んでみて、片手分がちょうど入るくらいが理想的です。
正しい姿勢と悪い姿勢
【2.鏡を使って左右の傾きをチェック】
①全身が映る鏡やカメラの前で正面を向き、足をそろえてまっすぐに立つ。
②下の項目で1つでも当てはまれば、体がゆがんでいる状態である。
□頭が左右どちらかに傾いている
□顎先が中心からずれている
□右肩か左肩があがっている
□骨盤の高さが左右で異なる
例えば、顎先が中心から右にずれている人の場合、頭は左に傾き、バランスをとろうと右肩は下がり、骨盤は右側があがってきます。そうすると、左足の筋肉は収縮し右足よりも短くなります(左の靴底の減りが右側よりも早い人はこのタイプです)。
このように、ひとつの体のゆがみ、ずれが体全体に影響します。
日頃から正しい姿勢と、それを支える筋力をアップさせることを意識する必要があります。